134. ウラ技の洗礼
お茶のこが、残り少ない歯みがき粉をしぼり出そうとしていると、お義父さまがやって来て、
「こーやってチューブを振ると、歯みがき粉が簡単に出てくるぞ〜」
と、ウラ技を披露してくれました
 
「そーいえば以前、このウラ技で痛い目にあったな〜」 と思いつつ (お茶のこ絵日記 <103. 「あと一回分」で、エライ目に…> 参照 )、得意げにチューブを振る義父に水を差すのもナンですので、そのまま 「はーい」と返事をしておきました。
 
が、しかし!! (…というか、やはり!?) 「チューブ振り回し・ウラ技、恐るべし」 でございます!!
 
次の日の朝、お茶のこが顔を洗おうと洗面所に行くと、な・な・なんと!!
 
 
「ホーム・クリーニング、頼んだっけ!?」 と思うほど、洗面所がピッカピカ♪ 鏡も一点の曇りナッシングではありませんか!!
 
余りのビュ〜チフルっぷりに、「うおお〜!!」 と、感嘆の声を挙げたワタクシ。
 
んでも、誰が・何でまた・朝から念入りに掃除をしたんや…???」

 
と、その時です。ふと天井を見上げて、お茶のこは謎が解明いたしました!!
 
 
 
ひええ〜!!
天井に歯みがき粉が、ベッタリへばりついとる〜。
 
 
拭き残された歯みがき粉を眺めながら、「お義父さまも、朝からウラ技の洗礼を受けたのね…」 と、涙がチョチョ切れた お茶のこでした。
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