609. 金比羅さんの階段
この間、出張で四国へ行った時のことでございます。
 
「せっかく四国に来たんやし、帰る前に階段の数がハンパないことで有名な金比羅さんに登ってみるのじゃ〜!」
「賛成ナリよ! 年を取ってからだと、登る自信・ナッシングや〜。今ならギリギリ登る体力ある気がするナリ!」
 
思い立ったが吉日でございます!
ワタクシ達はホテルで杖を借りると、金比羅さんへ向かい、果てしなく長い階段を登り始めました。
 
んが、しかし…
 
これがもう、キツイのなんの!
途中から足は上がらんのに、息だけは上がる!
 
「やっと御本堂に着いた!」と思いきや…それは「旭社」という別の社殿でございます(泣)!(←バチ当たり…)
 
「一体、御本堂にはいつ着くねん…」
杖を突き突き、ヒーヒーうめきながら階段を登るワタクシ達。
 
んが、しかし。
ふと長〜い階段の先を見てみますと、そこには信じられない光景が…!!
 
な、なんと…!!!!!!!!!
「ちょっとそこまで」的な出で立ちで、親子が淡々と階段を登ってはるがな〜!?
 
本当にありえない本当にありえない (←思わず2回言いましたw) 光景に、
「『どこでもドア』を使ったんちゃう!? マジで!」
と、これまたありえない考えを抱いた お茶のこでございました…。
 
しかし、本当にありえない…(←しつこい)
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