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洗濯物を干そうと物干しに上がったら、とっても小さなクモが、囲いと物干し竿いっぱいに巣を張っておりました。
「あんなにちっこいのに、こんなに大きな巣を作ったんや〜。すごいな〜」
いつもならクモの巣を振り払うのですが、その日はあまりの感動に、そのままクモの巣を放置しておくことにいたしました。
そして、次の日の朝。物干しに上がると、そこにクモの巣はありませんでした。
「昨夜、窓がビシバシ揺れるほど強風が吹き荒れていたから、飛ばされてしもたんやな〜」
小さいくせに、大きな巣を作り上げたクモ。
「きっとどこかで、また果敢に大きな巣を作ろうとしているに違いない」 と思ったその時です。 |
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なんと!! 昨夜のクモが、竿にへばり付いとる〜!! |
しかも。よ〜く見ると、洗濯バサミと洗濯バサミの間に、巣を作っているではありませんか。
あの突風に負けず、しかも店舗縮小したとはいえ、巣を張って営業しているクモ。この小さな生物に商魂魂(!?) を見た気がした、お茶のこでした。
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