308. おばあちゃんの知恵袋
おめんさんと一緒に、「おばあちゃんのぽたぽた焼き」 を食べていた時のことでございます。
 
お煎餅をボリボリ食べながら、
「魚のアユを漢字で『鮎』と書くのは、むかし占いで使われていたからやて〜。」
「へ〜、知らんかった〜。ワタクシの方は…『窓ガラスを拭く時、新聞紙を使うと、インクの油分が汚れを落として、ガラスがピカピカになる』んやて〜」
…と、袋の後ろに書かれている 「おばあちゃんの知恵袋」 に、プチ盛り上がりしておりました。
 
で、一枚食べ終わったので、もう一枚取ると、今度は…。
おめんさんの 「おばあちゃんの知恵袋」 には、
ぼたもちとおはぎは実は同じもので、牡丹が咲く頃、春のお彼岸に用意するのが牡丹餅。萩が咲く頃、秋のお彼岸に用意するのがお萩。あずきの粒をその季節に咲く花に見立てたんだね」
…と、「ほほぉ〜!! やるな、『ぽたぽた焼きのおばあちゃん』!!」 と唸ってしまう事が書かれているではありませんか。
 
「ほな、ワタクシの方は…」 と見てみると…。残念ながら、前と同じネタでございました。
 
「さっきと同じネタや〜。まあ、しゃーないわな」 とお煎餅をかじりながら気を取り直して、もう一枚取ってみると、今度は…。
 
ぽたぽた焼きのおばあちゃん…。
ワタクシにも、豆知識を教えてたも〜。
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