110. アンタの後ろに『誰やネン』(2)
約10年前、某有名イラストレーターの前で、「こんな人、知らんで〜」 とのたまったおめんさん。( <109. アンタの後ろに『誰やネン』(1)> 参照…)
「喉もと過ぎれば、熱さ忘れる」 と言いますように、この間まで、この事件のコトをすっかり忘れておりました。
が、しかし。「歴史は繰り返す」 というように、この記憶を蘇らせる事件が発生!!
 
それは、祇園にある石畳の細道を歩いていた時の事。向かいから、芸妓さんが歩いてきたので、お茶のこは、思わず叫びました。
 
「うわあ〜、すっごくキレイ〜〜〜!!」
 
すると、おめんさん。隣を通り過ぎる芸妓さんには目もくれず、
「えっ、何が『すっごくキレイ』なの!? どこが!? どれが!?」
と、キョロキョロしまくったのです!!
 
再び、固まった お茶のこ…。
 
芸妓さんの目が悲しそうに見えたのは、ワタクシの思い過ごしでしょうか…。
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