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726. さようなら お義父さま(12)
前回、通夜式の途中にも関わらず、ご住職に「ケータイを掛けさせてくれ」と言い出したお義母さん。
 
ご住職が心底お困りの様子だったので (←申し訳ないです…)、
 
「お義母さん、とりあえずお焼香をしてください。そしたら、あとはワタクシ達でやっておきますから」
 
と提案させていただきました。
 
すると「あらそう?」と、すんなり提案を飲み込んでくれた お義母さん。
 
ちゃっちゃとお焼香をすませ、ケータイ片手に立ち上がる姿に、
「あ〜よかった〜♪」
と、胸を撫でおろしたのも束の間…
 
なんで、この部屋の中で電話するの〜っ!?
 
てっきり、部屋の外で電話するとばかり思っていたワタクシ達。
まさかの展開に、言葉を失ったお茶のこでございました…
(住職さん、本当に本当にごめんなさいっ!!)
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