695. かーちん、再入院する(1)
なんやかんやで延び延びになっていた、かーちんの入院ですが…
この度、無事に再入院することが出来ました〜!
 
しかも。
今回は妹も付いてきてくれて、かーちんとふたりだった前回よりも、心強いったらありません!
 
念のため早めに病院へ行き、入院手続きをササッとすませ、別棟にある入院病棟へ向かったワタクシ達。(←二回目なので慣れている(笑))
 
あてがわれた病室に入るや否や、看護婦さんが入れ代わり・立ち代わりやってこられて、
「血圧はかります〜」・「既往歴について質問させていただきま〜す」・「お薬のアレルギーは?」・「検査室へ来てくださ〜い」
…と次々に質問や指示をされて、慌ただしく時間が過ぎていきました。
 
しばらくして。
 
ようやくひと段落した時には、かーちんはすでにカチンコチン
慣れぬ環境に置かれたとはいえ、石より固まっているではありませんか!
 
「かーちん、ちょっと外の空気を吸いに行こう〜」

そう言って、妹がかーちんを連れ出そうとしたので お茶のこは、
「フロアの見取り図、持っていき〜」
と声をかけたらば、ななな・なんと…!
  
病院フロア内を「見取り図ナシで大丈夫」とな…!
同じ血が通っているとは思えぬ発言でございます〜!
 
ふたりが出ていったあと、見取り図で確認すると、妹の道順の方が覚えやすい事が判明いたしました。
 
(しかも、患者さんがあまり利用しない検査室が並んでいるので、通行人もほとんどいない)
 
「すごいな〜。ワタクシだったら、単純に『通って来た道を戻る』ナリよ〜。方向音痴のワタクシと大違いや〜」
 
お茶のこは、わが妹の空間認識力に感動しながらお留守番をしました。
 
んが、しかし。
待てど暮らせど、二人がなっかなか帰ってきません。
 
「外の空気、えっらい吸ってるナリね〜」
とお茶のこが思っている頃、ふたりは…
 
突き当りにある『関係者以外・立ち入り禁止エリア』のドアが全開していて…
 
先生が助けに駆けつけるまで、延々とエリア内をさまよい歩いたそうな〜
 
(↑ただでさえ忙しいのに、先生、本当にごめんなさい〜!)
 
 Copyright (C) 2003-2016 mascara-fabrica All rights reserved