684. かーちん、いよいよ入院!(2)
前回の続きです。
よーやく待ちに待った入院日がやってきました!
 
入院のしおりを胸に抱いたかーちんと一緒に、お茶のこはT大学附属病院へ行きました。
 
ただでさえ病院嫌いのかーちん。
 
突然「T大学附属病院」というメッチャ近代的な病院に放り込まれ、
「術前検査」ということで、目の検査やら血液検査やらでアッチコッチの病室に呼ばれ、早くも「頭も心もいっぱい・いっぱい」となったのでしょう。
 
担当医の先生がそれはもう丁寧に説明してくださっているにも拘わらず、すぐに「目をつむって話を受け流す」省エネモードに切り替えてしまう有様。(←めっちゃ失礼)
 
その度にお茶のこは冷や冷やしながら、かーちんの肩をたたき「省エネモード・解除」しておりました。
 
んが、しかし…
容量オーバーで、かーちんが「省エネモード」に切り替えていると思っていたお茶のこに、主治医の先生からまさかのお言葉が…!
 
なんと…!!
 
かーちんがすぐ「省エネモード」に入るのは…
 
単なる容量オーバーじゃなくて、
重度の鉄欠乏性貧血のせいだったとは〜!?
 
執刀医の先生・担当医の先生とともに話し合った結果、
「手術の時に『省エネモード』になられるとマズイんで、まずは貧血を治しましょう」
となり…
 
なんと入院して数時間後、
まさかの退院となりました〜(泣)!!
 
担当医の先生からいただいた「他病院の内科への紹介状」を抱いて、T大学附属病院を後にした かーちんとワタクシ。
 
ガックリするお茶のこの横で、
 
「今日、ヨシ(お茶のこの弟)が家にいるねん。五日後に退院やと思い込んでいるし、アンタひとりで、先に家に入ってくれる?
『もう帰ってきたん!?』て驚かせたいねん!」
 
とウキウキしながら話すかーちん。
 
その様子に、
「さっきまでの『省エネモード』はナンやったんや…」
と脱力が止まらない お茶のこでございました…ガクッ!
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