683. かーちん、いよいよ入院!(1)
T大学附属病院で、白内障の手術を受けることになったかーちん。
 
約一か月半ほどして、ようやく病院からかーちんの元に「入院日が決まりました」と電話が来ました!
 
それを聞いたお茶のこは、かーちんに
「携帯用の歯ブラシセットとか旅行用のシャンプーセット、あるナリか〜?」
と尋ねました。
 
すると、意外や意外。かーちんから
「ぜんぶ銀行でもらったヤツが家にあるから、大丈夫!」
との返事が!
 
「すご〜い! 銀行からの粗品のおかげで、入院用グッズを買う必要・ナッシングや〜!」
 
てっきり用意せねばならないと思っていたお茶のこは、「タイムリーな粗品をくれてありがとう〜!」と某銀行に感謝しながら、電話を切りました。
 
そして、入院前日。
ワタクシと妹は、実家へ行くと
「忘れ物がないか、ふたりでチェックしよう」
と、かーちんの用意した入院用の荷物を調べることにしました。
 
すると…
 
ひょえ〜!?
入院グッズの入ったカバン、
みっつもある〜!?
 
どうも、大きめ旅行用バッグがなかったようで、いつも使っているトートバッグに、荷物を詰めているかーちん。
 
しかも「銀行から貰ったシャンプーセットや歯磨きセット」は、めっちゃファミリーサイズではありませんか!!
 
もっと言うと、みっつのカバンのうちひとつは、スーパーのレジ袋でございますっ!
 
それを見たワタクシと妹は、
 
「念のため、前日にチェックしに来てよかった…」
「カバンは明日、ウチにある旅行バッグを持ってきて詰め替えるナリよ…」
「そやな…。いくらなんでもレジ袋はないやんな…」
「それよりシャンプーセットと歯磨きセット、どうするナリか…?」
「いくらなんでも、これは大きすぎるやんな…」
 
とつぶやき合うと、どちらが言うともなくふたりで近所のドラッグストアへと歩き出したのでした…。
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