567. Tさん用の椅子
自宅がまるっぽ「仕事場」のワタクシ達。
悲しいかな応接間がございませんので、お客様がいらっしゃった場合は生活感あふるるリビングで、打ち合わせしております。
 
で、この間。
お得意様のTさんが来られるので、リビングの椅子を磨いていたらば…
 
籐で編み込まれた、椅子の背もたれがボロボロ。しかもささくれ立っているではありませんか!
 
「毎日座っているし気にしーひんかったけど、これって目立つやんな〜。」
「Tさんの洋服に、ささくれが引っ掛かったら大変なのじゃ〜。」
 
ボロ隠しに「背もたれカバー」を作ろうかと思ったのですが、これ以上「生活感」を出すのもイヤだったので、背もたれの破れていない唯一の椅子を、Tさんの席に持っていくことにいたしました。
 
そして、数十分後。
約束どおりTさんが来られたので・す・が…
なんとっ!? 人を連れてこられるとは〜!!
「聞いてないよ〜」でございますぅ〜(泣)
 
今更どーしようもないので、お連れの女性には「ささくれ度がマシ」な椅子に座っていただきましたが…
 
もうもうもう、本当に
「突然、自分の息子が、とっ散らかった家に彼女を連れてきた気分」
でございました〜(泣っ)!!
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