508. お花見で人だかり
日本中で桜が美しく咲いている今日この頃、皆様はいかがお過ごしでしょうか?
 
配達の帰り道に、京都御所の近くを通った お茶のこは、「せっかくやし、桜を観て帰ろ♪」と、休憩がてら立ち寄ることにいたしました。
 
すると…門をくぐった途端、そこはお花見見物の人だかり。
満開の桜の周辺は人口密度がスゴすぎて、近寄ることすら出来ませぬ。
 
そこでお茶のこは、桜並木からソソソと離れると、
「この木、何の木か知らんけど、ムチャクチャきれいな花が咲いてるやん。ここでいいや〜」
と、人っ気のまったくない大きくてキレイな花を付けた樹の下で、ボーッと休憩しておりました
 
どれくらい経ったでしょうか…。
「カシャッ、カシャッ」という音で、ふと我に返ったワタクシ。
 
ふと、辺りを見回すと…
なぜか、ワタクシのまわりに「外国人観光客の人だかり」が出来とるがな〜っ!!
 
お茶のこの「ボ〜ッと木を見ている姿」が、外国人の皆様の目には「特別な木を、熱心に見つめている」ように映ったのでしょうか…?
 
ワタクシがそっと人だかりを抜け出したあとも、外国人観光客による、『なんの変哲もない木を囲んだ撮影会』が繰り広げられておりました…
Copyright (C) 2003-2010 mascara-fabrica All rights reserved