492. お義母さまの災難(1)
お義父さんが大阪の病院に入院することになったので、一時的にお茶のこ達のウチ(京都)から病院まで、車で通うことになった お義母さま。
 
普段は滋賀県の、とてものどかな町でロハス生活をするお義母さまにとって、大阪の街は「どこもかしこも繁華街状態」! いちど迷ったら、どエライことになってしまいます。
 
で、この間。
お義母さんが予想通り(?)道に迷ってしまい、どエライことになったのですが…。
 
なんと、近くで休憩していたトラックのお兄ちゃんが道を丁寧に教えてくれたうえ、使い方の分からない義母のかわりに、カーナビ設定までしてくれたというではありませんか!!
 
ボッサボサで見てくれイマイチの兄ちゃんが、トラックから降りてきて、親切に教えてくれたのよ〜♪」
と言う義母の言葉に、
 
「助けてくれた人に対して、『見てくれイマイチ』って…」
と思いつつ、
「やっぱり人情の街・大阪や〜。トラックのお兄ちゃん、お義母さんを助けてくれてありがとう〜」
と感謝しまくりました。
 
んが、しかし。
次の日、お義母さんが血相を変えてリビングにやって来たかと思うと、信じられない言葉を発したではありませんか…!!
 
な・な・なんと…
助けてくれたトラックの兄ちゃんに、ぬれぎぬ着せたで〜!?
 
トラックの兄ちゃんに怒り心頭・パニック状態のお義母さまに、
「カーナビ設定しながらバックに手を伸ばせる腕の長さがあったら、『ボッサボサ』よりも目立つやろ…」
と思いつつも、発言する勇気のなかった小心者のワタクシ。
嫁はツライよ〜(泣)
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