452. 公園の落とし穴
妹と妹の子供たち・そしてお茶のこの4人で、公園に行った時のことでございます。
 
砂場を見ると、中学生くらいの女の子たちが一生懸命穴を掘り、落とし穴を作っておりました。
 
お茶のこ姉妹が落とし穴を作るとしたら、せいぜい小さく掘った穴の上をダンボールで蓋をして、チョイチョイと砂をかけておく…程度でございましょう。
んが、しかし。女の子たちの作った落とし穴は、穴を掘って大きな風船を埋め込み、表面を広範囲にならして砂色を均一にする…という手の込んだものでございます。
 
落とし穴を完成させると、女の子たちはケータイを掛けはじめました。多分、獲物…いえ、ターゲットの友人を呼び出しているのでしょう。
 
「あの落とし穴やったら、確実に引っ掛かるで〜。かわいそ〜」
妹たちと鬼ごっこをしていたワタクシは、砂場の横を走りぬけながら、知らずにやって来るであろう、気の毒な友人に同情いたしました。
 
んが、しかし。
その直後、
もう、本当に信じられない出来事が起こったではありませんか…!!
 
 
な、なんと…!!
ウチの妹が、落とし穴に引っ掛かった〜!!(泣)
 
傍らでボーゼンとする女の子たちに、ワタクシ達が平謝りしたのは、言うまでもありません…。
「なんと言ってよいのやら」という言葉が、これほどぴったりハマる事は、今までに無かった気がいたします…ハイ。
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