376. エンピツを借りようとしたら…
おめんさんの机を借りて作業していた時のことでございます。
「ちょいとエンピツを借りよう」と引き出しを開けると、そこにはエンピツだけでなく、ボールペンやサインペンなどもギッチリと並んでおりました。
 
「すご〜い。筆記用具がいっぱいあるナリね〜」
お茶のこは、その中からエンピツを選び、サッと取り出しました。すると…
芯が、根元から折れてグラグラしとるがな〜!!
 
「これでは、書けへんやん〜」
お茶のこは、もう一度引き出しからエンピツを取り出しました。
んが、しかし…
このエンピツ、
途中まで削って、ほったらかしやん〜!?
 
「くう〜、こ、今度こそ…!!」
お茶のこは、再度引き出しをのぞくと、明らかに芯が削られているエンピツを探し出し
「これならば、絶対・確実に大丈夫や〜!!!!!」
と、意気込んで取り出しました。
 
んが、しかし…!!
ガーン!! コンパスがついてきた〜!!!!!
 
「こんなにいっぱい筆記具があるのに、スッと使えるエンピツが一本もないなんて…」
と、ガクゼンとしたワタクシ。
ちなみにこの後、
「素直に、最初に選んだ『芯の折れたエンピツ』を削ろう」
としたけれど、鉛筆削りがこれまた見つからず、さらにイライラした事を白状しておきます…。
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