366. 会話のキャッチボール
中学時代の友人が引越ししたので、もうひとりの友人と、新居に遊びに行った時のことでございます。
 
久しぶりに3人で集まったので、「まずは近況報告を…」と喋り始めた途端、どエライことに気づきました。
なんと、引きこもって仕事をしていたせいか、会話能力がおっそろしいほど落ちているではありませんか!!
 
「ひえ〜っ!! 我ながら、話し方がたどたどしい〜!! こんなんで、相手に伝わっているんやろか〜????」
自分でも何を話しているのか分からん状態に、焦ったワタクシ。
ところが。ラッキーなことに、何とか相手に伝わっているようでございます。
 
「会話のキャッチボールが出来ている〜。なんや、自分が思っているほど、会話力が落ちているワケちゃうんや〜」
そう思い、ホッとしたのも束の間。
友人の近況報告を聞いて、真実が判明いたしました。それは…
認知症の方の介護により、どんな会話でもキャッチできるようになった友人。
だから、ワタクシの話も理解できたのね…。
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