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お墓探しする老夫婦を心配しつつ、さらに先へと進むと、またもや目の前に ｢あーでもない、こーでもない｣ と、ブツクサ言っている男性が。
｢どうしたんやろ…?｣ と思いきや… |
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｢今、石田三成の墓の前やけど…。えっ、『徳川家×代藩主の墓』まで戻るってぇ〜!? で、誰やネン。その『徳川の×代藩主』って。
…はあ!? 『忘れた』ぁ〜!? 『アンタ、知らんか』って、んなもんオレが分かるかいなっ。
もうええわ、とにかく、どっちに行ったらええんや?
…はあ!?『武田××の墓の方』? んなもん、こんなに墓があるのに、イチイチ覚えてられるかい。オカン、もっと分かりやすく説明しろやっっっ!!｣
ケータイで話す彼の口から出るのは、歴史上の人物ばかり!!
それを見ていたワタクシ達。思わず
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| 歴史上の人物の墓が、目印なんてカッチョええ〜!! |
…と、思いつつ、
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| 例えケータイ持ってても、電話に出たのがオカンやったら、絶対にたどり着けへんわ…。 |
…とも、思いましたね…。 |
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