116. げに恐ろしきは、犬の逆恨み
我が家の愛犬テスは、おもらしの常習犯。
この日も、クッションの上にそそうをしたので、お茶のこはお義母さまにチクリ…いえ、ご報告申し上げました
 
と、義母に怒られるのが怖いのか、テスは逃げ出し、椅子の下にサササーッと潜り込みました。
「こらっ、テス!!! こんな所にオシッコして〜っ!!」
義母の怒鳴り声が響く中、ジーッと身を潜めて、ひたすら耐えるテス。その姿に、お茶のこは
「義母のカミナリに耐えるとは…。犬と言えども、キモが据わっとるやん」
と、ちょっと羨ましかったりして…。(←羨ましがるなよ)
 
で、しばらくして。ふと見ると、テスがまだ椅子の下に隠れているではありませんか。
「お〜い、テス。いい加減に出ておいで〜」
お茶のこが覗き込むと、なにやら懸命にかじっている様子…
 
「一体、何をかじってるんや〜????」
…と思っていたら、なんと、それは…!!!!!!
 
 
 
ガビーン!!
お茶のこのスリッパが、ボロボロになっとる〜!!
 
 

ストレスが解消されたのか、スッキリした顔で去っていく愛犬テス。誰か、ワタクシに教えてくだされ…。
 
これって、偶然…!?
それとも、チクッた事への逆恨み…!?
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