99. MEN'S JIJI(ジジ)
お義母さんが買ってきた服を、試着しようとしたお義父さん。が、悲しいかな、キッツキツのピッチピチで、とても着れません!!
と、お義父さんがタグを指差して言いました。
「なんや、これ〜。えっらいキツイと思ったら、Mサイズやがな〜
「なにーっ、店員さんがサイズを間違えたのね!! 文句を言いに、皆でデパートに行くわよっっ」
…という事で、家族総出で殴りこみ…いえ、間違えました。サイズを取り替えてもらうため、デパートへと行きました。
 
デパートに着くと、颯爽と、あるお店に入ったお義母さま。
「え、ま、まさか…」 わが目を疑ったお茶のこ。なぜならば… 
 
どーみても、お義父さまの4まわり下(←歳もサイズも…)をターゲットにしたお店ではありませんかっ!!
 
「ひええ〜、店員もお客も、果てはマネキンまで、若いっ・細いっ・カッチョいい〜っ!! 店、間違えてるんと違うの!? 絶対、そうやっ」
んが、しかし。予想に反し(!?)、義母は、オットコ前の店員を捕まえると、こう言いました。
「『Lサイズ』を頼んだのに、これ、『Mサイズ』ですよ。替えてくださる?」
 
すると、若い・細い・カッチョいい店員さんは、商品を手にとり、オズオズと言いました。
 
「あの〜…。こちら、確かに 『Lサイズ』 でございますが…」
 
「何言うてんねん。ここに、『M』って書いてあるやろ〜」
タグを指差し、「すっとぼけたコト、ぬかすな」 と言わんばかりに反撃する義父。
 
と、次の瞬間、店員さんから、衝撃的なお言葉が…!!
 
ガビーン!! すっとぼけていたのは、ワタクシ達の方だったのね〜っ
 
義父のアホっぷり…いえ、ニアミスに、固まるお茶のこ。その横で、お義母さまは、「顔中・バックドラフト」 状態でございました…。
 
 
…と、終わりたいトコロでございますが、なんと、この話には、まだまだ続きが…!!
それは…。
 
 
ひええ〜っ、「MEN'S BI●I」 のデザインに、ダメ出ししとる〜!!
 
「スゴイ…。スゴすぎる…」
言葉を失った、お茶のこ。その横で、お義母さまは気を失っておりました…。
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