69. 実家に異変!? (その2)
かーちんの肩すかしな態度に、脳みそが沸騰しまくりのお茶のこ。
 
「うぐぐぐ…、ここで 「怒り」 に負けてはいけない…」
怒りを必死に押さえつつ、お茶のこは、
「昨夜もんのすごく心配したんだよ〜。ヨシ (←お茶のこの弟) のケータイにも、『連絡くれ』ってメッセージ入れたんだけど、連絡来ないしさぁ〜」
と、もんのすご〜く優しい (しかし、うわずった) 声で、訴えました。
 
すると、かーちんから、信じられない一言が…!!
 
「あっ、そや。ヨシから『お茶のこに電話しといて』って言われてたわぁ〜。忘れてたぁ〜」
 
プッツーン!!
体の中で、何かが切れた お茶のこ。んが、しかし!!
 
「これでも、ワタシの母や…。ナンボ腹が立っても、親に 「怒り」 をぶちまけてはイケナイ…」
と思い直し、プルプル震える体をおさえつつ、かーちんに訴えました。
 
「『忘れてた』と違うやん。ちゃんと連絡してくれりゃあ、こんなに心配する必要なかったんやで…」
 
 
すると、かーちんの口から、驚愕の言葉が…!!
 
 
気が付くと、チャリンコを漕ぎながら帰路に向かっていたワタクシ…
涙が、ほほに流れ落ちるのは何故…?
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