59. ホントは「犬用スポンジ」なのに…
犬の食器洗い用に、新しいスポンジをおろしたお茶のこ。
「みんなが間違えて使うと大変だから、『ワンコ用』と書いとこ〜」
お茶のこは、マジックペンでスポンジに文字を書き始めました。
ところが。
スポンジの表面にはアミが張ってあって、これが書きにくいのなんの。
 
「ひええ、マジックの先が、アミに引っかかって書きにくい〜」
「インクがスポンジに吸い込まれて、文字がすぐに薄くなるナリ〜」
「しまった〜。『ワンコ』を大きく書きすぎて、『用』が小さくなってしもた〜」
 
数分後。
「ふう〜、書けた〜!!」
なんとかスポンジに文字を書き、心地よい達成感に浸っているお茶のこに、おめんさんがやって来て、ひと言…。
ガ・ガーン!!
『ワンコ用』って書いたのに、なぜか『ウンコ用』に見えるのはナゼ〜!?
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