27. 恐るべし、ネコのうらみ!!
お茶のこが洗濯物を干すため、物干しのドアを勢いよく開けた時です。
「ガンッ」という鈍い音と共に、目の前に、何かがベシャッと倒れ込みました
 
ひええ〜っ、ネコが物干しスリッパの上で、寝ていたなりよ〜!!
 
ネコはムクッと起き上がると、お茶のこにガンを飛ばし、去っていきました。
「ひええ、ネコに睨まれたナリ〜! こ、怖いよ〜っ」
あまりの迫力に、お茶のこは震え上がりました。
 
が、しかし!!
本当の恐怖はここからだったのです!!
 
次の日。物干しに上がったお茶のこは、思わず声を失いました。
 
な、なんや、この異様な匂いは…!?
 
見ると、プランターが荒らされていて、その横に、こんもりと土が盛られているではありませんか。
一体、誰がどこから、この土を持ってきたのでしょう?
不思議に思ったお茶のこは、土をじっくり観察しました。すると、それは紛れもない、プランターの土だったのです
 
あれれ…????
こんなに土を取ったのに、プランターの中の土が、ちっとも減っていない…なんで!?
 
目の前の 「怪奇現象」 に、お茶のこの頭は 「ハテナ」 が飛びまくり。
が、しかし!! 恐るべき事実が明らかになったのです!!
 
それは…
プランターの半分、ネコのビチビチウ●コやん〜!!
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