26. 最後の最後に「やってしもた…」
その日は、お昼に友達が二人、遊びにくる予定でした。
なので、午前中に全ての用事を済ませねばならなかったお茶のこは、フルスピード・マッハゴーゴーで働きまくり〜。
 
その甲斐あってか、珍しく(!?) 用事がサクサクと片付き、残すところ、あと 「ランチに食べるナスとベーコンのスパゲティの材料買出し」 のみとなりました。
 
で、いつものワタクシならば 「ひええ、スパゲティと間違えて、きしめんを買ってしもたナリ〜」…てな間違いを起こすところでございますが、なななんと!!
 
なんと今日は、買い物もバッチリ、しかも動きに無駄ナッシング!!
後は、スパゲティを作るだけじゃ〜!!
 
大急ぎで家に帰り、トマトソースをささっと作り、大なべにお湯をたっぷり沸かしたところで、友達から 「あと五分で、お茶のこの家に着くからね〜」 と電話が入りました。
 
よっしゃ、今からスパゲティを茹ではじめるで〜。そしたら、ピッタリ・ナイスタイミングで出来上がるやん♪
 
「今日のワタシったら、スゴイわん。流れるように予定をこなして、カッチョいい♪」
自分で自分を誉めまくりながら、煮えたぎるおなべの中に、スパゲティを一気にザザーッと入れました。
すると!!
んがっ、なんやコレ!? 麺の太さが違うやん!?
 
「ま、まさか、今日のワタシに限って、そんな事はないハズ…。んでも、もしや…」
お茶のこは、恐る恐るスパゲティの袋を確認。
そして、脱力…。
 
最後の最後に、やってしもた…。
Copyright (C) 2003-2004 mascara-fabrica All rights reserved