10. ゴミ・ミルフィーユ DE ヒストリー
約一ヶ月前のこと。十五年間愛用していた掃除機がぶっ壊れたので、巷で評判の「サイクロン式クリーナー」 とやらを購入いたしました。
早く、CMみたいにゴミをポンと捨てたいわん♪
お茶のこはルンルン気分(←古…)で、ゴミを溜めるべく、掃除に明け暮れる日々を送っておりました。
で、一ヵ月後。よーやく「フィルターサイン」とやらが点滅!!
 
「おおっ、これは『ゴミポン』の合図ではないか!!」
高鳴る胸を押さえ、いざ、『ゴミポン』じゃ!!
…と思いきや、ゴミは思いのほか溜まっておらず、しかもフィルターにぺったりと張り付いているではありませんか。
割り箸でゴミをはがしながら、「チクショー、騙されたーっ。 こんな事なら、サイクロンを買うんじゃなかった…」と思ったワタクシ。が、次の瞬間、「うおおおーっ」と、感動のあまり声を出してしまいました。
なんと、色とりどりの糸くずが層をなしているではありませんか!! これぞゴミのミルフィーユ!!
「おおっ、この緑色の層はまさしく『かっぱマスク』時代。おっ、こちらのラメ層は『だるまマスク』時代ではないかっ!!」
 
ゴミの断層を眺めつつ、しばし「ヒストリー オブ マスカラ・ファブリカ」に耽ったお茶のこでした。嗚呼、ありがたや〜。
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